新・教育ジャーナル

教師や学校、最新の教育動向に関する記事です。

2019-01-01から1年間の記事一覧

私立学校は格差の温床なのか?

日本は長らく、一億総中流社会と呼ばれ、諸外国と比較し格差の小さい社会を形成してきた。しかし、2000年代の構造改革以降、様々な規制緩和が進み、非正規雇用等が増大したことで、格差が拡大しているといわれている。 一方、イギリスでは、古くからの階級社…

教職員採用情報から見える学校の特徴

学校の特徴を知るために、HPを見たり、学校参観に行ったり、口コミで情報を集めたりすると思います。これらは、どのような学校なのかを知るための情報を得るうえでとても大事なことです。学校のHPを閲覧したとき、みなさんはどこをチェックしますか。通常は…

部活動写真をHPのメイン画面にしている学校には気をつけろ

近年では、ほとんどの学校がHPを開設しています。そのコンテンツは、学校の教育方針を記したものから、カリキュラム、進路指導実績等さまざまです。これらの、HPから得ることのできる情報は、その学校を知る上でとても重要です。一般的に多くの学校が、各学…

試験制度を利権化する奴らの正体

前の記事(試験大好き教師には気をつけろ)で、試験制度がもたらす弊害をいくつか指摘しました。しかし、それでもなお試験が、学校教育を支配し続けているのはなぜでしょうか。試験がもつ利点である、採点の公平性や再現性、試験官の主観の排除、他者との比…

試験大好き教師には気をつけろ

期末試験や入学試験、就職試験等は、学生にとって避けては通れないものですよね。多くの人にとって、それはストレスであると同時に、学習を行う上でのモチベーションにもなっているかもしれません。教師にとっても、試験は重要です。期末試験であれば、生徒…

塾化した学校、塾講師化した教師には気をつけろ

教師と塾講師は、共に授業を行い生徒の学力を高めるという意味では似た役割をもつ職業かもしれませんね。しかし、何のために学習指導をしているのかという目的は大きく異なります。一般的に塾講師は、生徒が目的としている試験等に合格するため、もしくはそ…

前日にテストを作る教師には気をつけろ

みなさんは、教師がどのようにテスト作りをしているかご存知ですか?人それぞれのやり方があるかと思いますが、中には、テスト当日の朝に必死に作っている教師もいます。しかし、ギリギリになって慌ててテストを作っている教師は失格教師かもしれません。そ…

部活動を教師に押し付ける悪魔の正体

近年、働き方改革が謳われる中で、教員の長時間労働が労働問題として取り上げられることが多くなった。平成28年の調査によると公立小中学校教員の時間外勤務が45時間以上の割合は8割を超えている。とりわけ、時間外勤務の大きな要因となっているのが部活…

部活の百害に気づかない教員は退場せよ

部活動批判に対する、反論として、部活動の意義を強調する人がいます。典型的な主張と言えば、「部活動は生徒の忍耐力を鍛える」や「部活動を通して人間関係を築く力を学ぶ」等・・・。さらには、「部活動のおかげで生徒の問題行動が減る」などという新興宗…

授業より部活を優先する教師は退場せよ

前回の記事で書いたように、部活動は教育課程外に位置付けられています。つまり、教師の本業である授業や学級経営等とは、教師がすべき優先度が全く異なるのです。にもかかわらず、授業より部活動を優先する教師がいるとしたら、間違いなく失格教師です。当…

同じ部活動の顧問を続けている教師には気を付けろ

中学校や高等学校では、部活動が盛んに行われていますよね。学校の前を通ると、大きな垂れ幕が掲示され、それぞれの学校が部活動の実績をアピールしています。そして、その部活動に熱心に打ち込み、それを生きがいにしている教師もたくさんいますね。しかし…

ギリギリで授業を終了する教師には気をつけろ

授業時間終了を知らせるチャイムがなってから、慌てて授業を閉じようとする教師にあったことはありませんか?もちろん、授業はどんなに計画しても思い通りには進まないので、ギリギリに終了してしまうことはよくあるかもしれません。しかし、教師がしなけれ…

マニアックな教師に気をつけろ

いろいろなことを知っている先生は魅力的ですよね。しかし、教科についてのマニアックな知識をもち、授業の中で、自らの知識を披露することに酔いしれている教師には注意が必要です。当然、教師には専門知識が必要です。とりわけ、自らの担当する教科(数学…

合格教師と失格教師

皆さんは、これまで何人の教師と出会いましたか?実際に授業を受けた教師だけでも、数十人にのぼり、その他の教師も含めると百数十人の教師と出会ってきたかもしれません。その全員が、教師としてみなさんの前に現れましたが、その教育力はいかがでしたか?…